ふるさと納税してみた

ふるさと納税に以前から興味があったが,制度がよくわからないことを理由に利用していなかったのですが,
今年はじめてふるさと納税を体験してみましたので,メモしておきます.

制度の詳細はさておき,時間的な意味も含めて最低限のコストで制度を利用するためには,
参考になるかと思います.

▼ ふるさと納税とは

まず,制度自体は,「ふるさと納税とは,都道府県・市区町村に対して寄付(ふるさと納税)をすると,寄付金のうち2,000円を超える部分について,一定の限度額まで,原則として所得税・個人住民税から全額が控除される制度です.」とあります.
「なお,控除を受けるためには,寄付をした翌年に,確定申告を行うことが必要です.
とありますので,確定申告を行っている方は利用した方が,お得ということですね.

2016年時点で,制度の拡充が行われているようです.
例えば,「特例控除額の控除限度額が,個人住民税所得割額の2割(現行1割)に引き上げられる.」とかですね.

専門家ではないので,簡単かつ乱暴にまとめると,約 所得の10%の2割程度を上限に制度を利用するといいと判断しました

では,実際に利用してみます.

▼ ふるさと納税の方法

制度を利用する上限額が決まったら,都道府県・市区町村の謝礼品?の交換申し込みを行い,
翌年に確定申告を行うことになります.

謝礼品の申し込み自体は,手続きを行ってくれる Web サービスがありますので,そちらを利用するのが簡単です.
私は,ふるさとチョイスというサイトを利用しました.
(ふるさと納税に関連した Web サービスは,たくさんあるようです.気に入ったサービス業者を選べば OK かと思います.)

通常は還元率など加味して商品選定を行うのが良いのでしょうが,商品数が多いことなどもあり,選定には結構な労力を要すると思います.
私の場合,もともとがお得に制度を利用するということが目的でしたので,

・寄付したいと思う都道府県・市区町村から選ぶ.
・趣味に関連した謝礼品を選ぶ.

という観点で決めました.

私が利用したふるさとチョイスのサービス自体は,ネットショッピングを経験した方であれば,
簡単に利用することができると思います.

▼ ふるさと納税の手続き 注意点

私の場合,選定した謝礼品の一つが少し注意が必要なものだったので,メモしておきます.
「大阪府千早赤阪村 モンベル ポイント・バウチャー 15,000 Pt」を選んだのですが,以下の注意点がありました.

申し込みページには記載があるのですが,うっかりすると手続きが簡単に終わらない可能性があるので注意です.

大阪府千早赤阪村よりのお知らせ

ポイント即時発行を開始しました
 ポイント即時発行の条件は以下の4つです。
  ① お支払方法はクレジット決済のみ
  ② カタログ送付はなし
  ③ info@jtb-furusato.jp からのメールを受信できる環境である
  ④ 謝礼品交換はインターネットのみ
    (i-phone、i-padでの謝礼品交換申込みができない事象が多数発生しております。
     交換お申込みはパソコン環境からお願いしております)

以上の条件が揃えば、謝礼品交換申込みページ(JTBふるさと納税サイト「ふるぽ」内マイページ)への
ログインIDとパスワードを30分以内にお送りいたします

要するに,謝礼品申込時に上記の条件を満たしていないと,JTBふるさと納税サイトとの連携が行えず,処理が完了しないようです.

JTBふるさと納税サイトってなんだ?と少し驚いたのですが,地方の市区町村では選任の情報処理担当者を用意することは難しいでしょうから,それらのサービスを外注しているのだと思います.
それらが,ふるさとチョイスなどを提供しているITサービス企業であり,提供する謝礼品によってはJTBふるさと納税サイトなどなのでしょう.(勝手な想像です)

今回の商品に関しての手続きは,
・ふるさとチョイスの「大阪府千早赤阪村の謝礼品(ポイント)」を選ぶと,JTBふるさと納税サイトで利用できるポイントが提供される.
・JTBふるさと納税サイトには,30分程度でポイント提供したという情報などの情報が反映される.
・謝礼品交換は,JTBふるさと納税サイトでポイント情報を基に行われる.
ということのようです.

いわゆる,ポイント即時発行っていうやつですね.
今回はじめてふるさと納税に関する Web サービスを利用してみて,気づいた点です.

制度自体は理解しづらい制度ですが,利用すること自体は簡単です.
興味がある方は,利用を検討してみても良いのではないでしょうか?

商品が届くのが楽しみだ...

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