MT-09 Street Rally SRフラットシート導入しました.

MT-09 に乗り換えて,初回のツーリングを終えた際にシート形状の違和感を強く感じたので(おしりが痛すぎだった),SRシートを導入してみました.
気づいた点をまとめておきます.

▼ シート形状,外観について

日本発売の MT-09 シートとの比較はこんな感じです.

手前が SRシート.奥がノーマル シート.

左が SRシート.右がノーマル シート.

日本発売の MT-09 シート形状はかなり傾斜が付けられていることが分かります.
また,シート前方はかなり細く絞られています.

それに比べて SR シートは本当にフラット形状です.
サイドにステッチが入りデザイン的にもフラットであることが分かります.

▼ ノーマル シートについて

【良い点】足つきがよい
市街地での走行には寄与しますが,着座位置の自由度がないためツーリングなどで長距離を走行するのには不向きと感じています.

【悪い点】着座位置が限定される
多数のユーザが報告されているようにシートの傾斜がスポーツ走行時にはお尻が痛くなる原因となっています.

▼ SR シートについて

【良い点】着座位置の自由度がある
SR シートは形状がフラットのため,着座位置の自由度があります.
長距離走行時に上体が疲れた場合など,シートの前側,後側に座ることにより負担を軽減することができます.

また,着座位置が3Cmほど高くなるので,ライダーとハンドルの位置関係も多少変化があります.
MT-09 のハンドルバーは幅広と感じるライダーが多いようですが,上体が3Cm上がることによりハンドルバーに対して,少し腕を上から置くイメージとなるため乗車姿勢の印象も変わると思います.
当然,膝の曲げ角も変わりますので,ノーマル シートと比べて長距離走行時の負担が軽減されたと感じます.

フラットシートの横からの写真

▼ 総評

長距離のツーリングがメインの用途では,SR シートのメリットは非常に大きい思います.
シートのサイドにステッチも入り,デザイン的,質感も多少アップするかもしれません.

シートのスポンジに関してですが,ネット上では,ゲルザブなどシートの柔らかさを求めるために SR シートの導入を検討されている方もいるようですが,見た目の印象ほどスポンジが厚くなることからの快適性(クッションの柔らかさ)はないと思います.
経年変化により多少の変化はあるかもしれませんが,あくまで,ライティングを主としたシートであるようです.

価格は,3万+消費税 程度が多いようです.
入荷には時間を要するようです.
ステッチは,2014 赤ステッチ,2015 灰色ステッチの違いがあります.

バイクの乗り換え時には,お尻が痛く感じることは良くありますが,ノーマル シートは少し配慮がないかな?と感じます.販売時にシート形状を選択するようなことはできないのでしょうか?あらかじめワイズギアからは,コンフォートシートなども用意されていますし(クッションの柔らかさがあるらしい?),形状に関するネガな部分はメーカは把握していたと思います.
シートに限らず,納車時にオプション,グレードなど選択できる幅があればなと感じます.

SRシート導入まで約半年,回数にして10数回(一回約300Kmほど)ツーリングに出かけましたが,人間のお尻も多少鍛えられるということが分かりました.笑
まぁ冬場はオーバーパンツを着用しているので,負担が軽減しているのかもしれませんが…

私は YSP杉並北 さんから購入させていただきました.
とても親切な対応で気持ちが良かったです.

MT-09 Street Rallyフラットシート入荷しました!

▼ 追記:MT-09 Street Rally SRフラットシートでサーキット走行して気づいた点

先日サーキット走行を行ったのですが,着座位置とステップ位置が離れるため,ハングオフ姿勢がとれませんでした.
私の身長は 173 cm なのですが,フラットシートにすることで着座位置が高くなるため,ステップとの距離が大きくなり,結果,シートから大きく体をオフセットすることが困難になってしまいました.(>_<) 体を大きく内側にオフセットすると,外側のステップから足が離れてしまう状態. 標準シートの方が,シート全面がえぐられていることもあり,ハングオフ姿勢はとりやすく,膝でのホールドもしっくりきます. というわけで,街乗り・ツーリングにはフラットシート.サーキットにはノーマルシートと分けて使用しています.

2016年 iOS 開発手法,使用しているライブラリなどまとめ

年末なので,聞いたり,自分が経験した iOS 開発手法についてまとめておこうと思います.

個人的にはようやく今年の後半になって Swift3 のみで書かれたアプリ開発に参加しました.
以下のライブラリ,ツールの選定についても Swift3 を考慮した選定となっていると思います.
また,開発手法に関してもオブジェクトの配置は,コードベースの AutoLayout を採用したりと変化がありました.
来年もさらに,デバイスのスクリーン サイズが増えそうなので,AutoLayout まわりの知識はより必要となっていくと思われます.
以前,AutoLayout についてざっとチェックした際には,InterfaceBuilder での作業が繁雑であること.また,コードベースの AutoLayout は馴染みのない記載方法だと感じ,あまりいい印象はなかったのですが,最近では AutoLayout + ライブラリ(snapkit など)の利用でレイアウト制約を記述する負担を軽減する手法も紹介されつつあるようです.
今後の技術トレンドとしては,プロトコル指向についてウォッチしていきたいなと考えています.

▼ 開発ツール,ライブラリ

Xcode これがないと始まらない標準 IDE
CocoaPods ライブラリ管理
Carthage ライブラリ管理
Bundler CocoaPodsのバージョンを管理.
SwiftLint コードの品質チェックツール
Swimat Swift の Formatter
mergepbx pbxファイルのマージ用
SnapKit AutoLayout を DSL 風に記述できる.
R.swift Storyboard名や画像名をプロパティーとして取得できる.
Alamofire 通信ライブラリ
ObjectMapper
AlamofireObjectMapper
Kingfisher 画像ダウンロード
XCGLogger ロガー
KeychainAccess Keychainを簡単に使うライブラリ
RealmSwift データベース

▼ SwiftLint

https://github.com/realm/SwiftLint
インストール方法
brew install swiftlint

SwiftLintを試してみた

▼ mergepbx

Xcode プロジェクトの構成情報 pbxproj ファイルを Git でマージするときに手助けしてくれるツール.

インストール方法
$ git clone https://github.com/simonwagner/mergepbx
$ cd mergepbx/
$ ./build.py
$ sudo cp mergepbx /usr/local/bin/

mergepbxを使ってみる

▼ SnapKit

https://github.com/SnapKit/SnapKit#installation
http://snapkit.io/docs/

▼ R.swift

StoryboardからViewControllerを取得する
画像リソースを取得する
フォントやLocalizable Stringを取得する

さらに便利になったR.swiftの実力を見るがいい

R.swiftを使ってStoryboard名や画像名のTypoを0にする

▼ Kingfisher

KingFisher は,SDWebImageを参考にSwiftで実装されていそうです.

[Swift]KingFisherで画像URLから画像データをダウンロード

▼ KeychainAccess

SwiftでKeychainを簡単に使うライブラリ “KeychainAccess” を書きました

▼ RealmSwift

公式ドキュメント
https://realm.io/jp/docs/swift/latest/

RealmSwift入門編

Realm Swiftのまとめ

▼ 参考:

妄想iOSアプリ新規開発

iOSアプリケーションでコードベースのレイアウトを積極利用する

▼ 今後,チェックしたい技術トレンドなど

オブジェクト指向とプロトコル指向
画面遷移(ルーティング)