DIABLO SUPERCORSA SP V3の使用感について

R1000R の新車装着タイヤは,BATTLAX RACING STREET RS11 でしたが,DIABLO SUPERCORSA SP V3 に履き替えて数回サーキット走行してきたので,感想を記しておこうと思います.

今回新調したDIABLO SUPERCORSA SP V3は,ピレリのHPでは以下のように紹介されています.

サーキット/ストリートでの最上級のフィーリング

公道走行に完全に適合ながらもサーキットでの最上のパフォーマンスを持ったタイヤ
ストリートとサーキットを同じタイヤでの走行できるマルチパフォーマンスタイヤを採用
グリップ、安定性、寿命を両立したダブルコンパウンドを採用
革新的で独創的なピレリ特許の高弾性カーカスファイバー

私は初心者〜中級者といったライダーでサーキット走行を趣味としており,絶対的なスピードを目的とした走行ではなく,愛車の走行性能を体感するためにスポーツ走行を行っています.
やっぱり,「R1000はヘアピンなんかは特に,MT-09より良く曲がるなー」とか体感することが楽しいわけです.

基本的にストリートとサーキット走行の比率が6:4くらいなので,ストリート走行可能で最もグリップが良い製品を選択するようにしています.
過去にもピレリ製品も愛用しており,ロッソコルサ,スーパーコルサは何セットか使用しているので,製品に対する安心感が選択の一番の理由です.
また,DIABLO SUPERCORSA SCはタイヤウォーマー利用が推奨されているようなので,SPを選択するようにしています.

過去使用したタイヤで,冬場に温度がなかなか上がらないタイプの製品も経験しましたが,こちらの両製品はそのような癖はないと思います.
サーキットでの走行時においてもグリップ性能は十分で,初心者には問題ありません.
コーナー出口でセカンド ギアでフルスロットル,レベル4設定のトラクションコントロール ランプがピカピカしていても怖い思いをすることなく,安心して開けていけますし,コーナリング中の突発的なブレーキなどでも怖い思いをすることなく対処することができました.
スポーツ走行時には通常より少し空気圧を下げて走行していますが,アブレーションのような状態になったことはありません.

余談ですが,溶けたタイヤの匂いはRS11の方がゴム臭が強いようです.(笑)

ちなみに,DIABLO SUPERCORSA SP V3の価格ですが,工賃込みで,¥63,000- でした.
製品のライフに不満はありませんが,高額な商品ではあるので費用はかかりますね.

【追記: 21/9/5】先日、DIABLO SUPERCORSA SP V3 を履き替えました。
リヤタイヤの右側のみスリップサインがでていたという状態でしたが、前後タイヤとも余裕を持って交換することにしました。
無理して継続利用したとしてもリスクが高くなりますし、例年年末あたりまで走行することを勘案し、決断しました。
いつものお店に連絡すると在庫がないとのこと。21/8時点、コロナの影響で在庫を取り寄せるのがとても困難であるとのことでした。翌日にはバックオーダーを2つまで受け付けてもらえたので、無事にタイヤ交換できましたが、都内の小規模店では製品の入手が難しい状況が続いているようです。
タイヤ交換翌日には早速、袖ケ浦に行ってきたのですが、やはりリフレッシュタイヤはいいですね。
グリップ感を感じることができますし、安心感が違います。
やはりこういう消耗品はケチらずに余裕を持って交換した方が良いなと思います。

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