Final Cut Pro をたまにしか使わない人向けのメモ

Final Cut Pro を月一くらいでしか触らないので,毎回編集手順,方法など忘れてしまって辛いのでメモしておきます.

まず,FCP を使用する際には映像編集に対する概念,ワークフローというのを知っておく必要があります.また,それらの説明には独自の用語が使われていますので,それらの用語の意味を知っておくと助かると思います.

簡単にまとめると,

カメラなどで撮影した素材をコンピュータに取り込み,
Final Cut Pro のライブラリとして管理し,
ライブラリのクリップから,採用する部分をプロジェクトに取り込み,編集して,
youtube などのフォーマットで書き出すという流れになります.

↑ いきなりこういう説明文を見ても分からないし,不親切ですよね.
1ヶ月に1回程度しか触らないと,綺麗さっぱり忘れてます.(笑)
理解する手助けを簡単に把握する方法ってないのかな?と思いますね.

▼ ライブラリ,イベント,プロジェクトとは?

Final Cut Pro では,データ管理の概念に「ライブラリ」「イベント」「プロジェクト」という用語を用いているようです.

ライブラリ 編集素材を管理する
イベント 素材を整理する(撮影日,撮影場所など)
プロジェクト 編集を行う(イベントにプロジェクトを作成する)

▼ クリップから使用する素材を選ぶ

Final Cut Pro にカメラから映像素材を取り込むと,クリップという名称で扱われるようです.
そのクリップを採用,不採用を決めるというのが手順のようです.
クリップから採用する部分を指定し,採用,不採用,場合によっては保留という状態にします.

・素材(クリップ)の読み込み開始位置は,スキミングしながら開始,終了を指定する.

読み込み開始 I
読み込み終了 O

・クリップは「採用」「不採用」のマークをつけることができる.

採用するクリップ(緑) F
不採用クリップ(赤) Del
保留(表示なし) U
再生(押すたびに倍速再生となる) L / space
停止 K / space
逆再生(押すたびに倍速逆再生となる) J
最初から再生 shift + ctr + I

▼ プロジェクトでの映像編集

採用するクリップが決まったら,プロジェクトに追加します.
クリップにタイトルを挿入したり,つなぎのエフェクトを指定したりして編集し,指定の映像フォーマット(youtube など)で書き出すという手順です.

再生ヘッドをプロジェクトの先頭に移動する fn+←
再生ヘッドをプロジェクトの最後に移動する fn+→
ズームアウト cmd + –
ウインドウに合わせる(ウィンドウのサイズに合わせて,ズームアウト) shift + z

▼ 用語

スキミング マウス カーソルをクリップ上で動かして再生すること.