ラジアル ブレーキ マスターを導入
諸事情があり、R1000のブレーキを交換することになった。
どうせならと初めてラジアル ブレーキマスターを選んでみることにした。
ノーマルのブレーキよりコントロール性があると聞いていたので、整備さんに聞いてみると「最近はABSユニットを介するので、あまり変わらないですよ」とのこと。
まぁそうですよね。(笑)
見積をみるとブレンボ ラジアル ブレーキマスターは一番下のグレードのモデルを提案されていたが、2024年6月時点の価格だと下のグレードのモデルでもそれなりの値段との印象だ。コルサコルタと下のモデルとの価格差があまりないと感じられた。
- RMC Racing(約9〜11万)
- RCS Corsa Corta(6万5千円)
- RCS(5万5千円)
- RMC forged(4万6千円)
近年の物価高の影響でブレンボ製品の価格も見直されたらしい。
その影響でモデル毎の価格差があまり感じられない構成となったようだ。
参考:プロトの商品検索から価格を参照
参考:ブレンボの製品紹介
- オーバーホール可能
- ピストン径:19mm
- レバーレシオ:18/20mm可変式
- 無効ストロークを3段階に調整可能(ノーマル、スポーツ、レース)
毎年オーバーホールを視野に入れて少しでも良い製品を選択したかったし、無効ストロークを3段階に調整可能な機能もついているこということで、今回はコルサコルタ(CORSA CORTA)を選んでみた。
それにイタリア カラーがプリントされていた方が、単純にかっこいい。
しばらくはブレーキ部品の交換が必要ないバイクライフを送りたい。(笑)
R1000にブレンボ ラジアル ブレーキマスターをつけるには、ステー、ホースなどが必要でそれらをセットにしてコーケンが販売していると整備士さんが教えてくれた。日本ではコーケン、プロトがブレンボ製品の代理店らしい。
参考:コーケンのマスターシリンダーパーツ
参考:Amazonでブレンボで価格を参照
街乗りの感想
実際に街乗りでブレーキ タッチを確認したところ、R1000のデフォルト レバーとの形状の違いに気がついた。ノーマルのレバー形状に比べてレバーが細く、指が触れる面が丸い局面とされている。
繊細なタッチ、コントロール性を考えてのことだろうか?
一般公道では第一に制動力を求められるため、コントロール性についてはあまり感じることはない。赤信号で停止する程度だと、レバーを引いている時間は一瞬なのでコントロール性もなにもない。
やはり、サーキット走行のように緩く長くブレーキレバーを引くような局面でもなければ、コントロール性を感じることはないのかもしれない。
レバーレシオを変更することでタッチが変わるか1度試してみたい。
レバー位置がノーマル レバーと比べて微調整できるのはとてもいい。
レバーレシオの変更方法
主にバイクに乗るのはサーキットになるので、レバーレシオを18mmに設定してみようと考えている。実際の変更方法がわからなかったので調べると、ラバーキャップでアジャスターが隠されていることが分かった。
ネットを検索すると以下の資料が見つかった。
RCS (Ratio Click System):レシオ クリック システム
ラバーキャップを外し、マイナスドライバーで、内部のアジャスターを切り替えることにより、マスターシリンダーのプッシュロッドとの、接点と支点の距離が「2mm」増減します。
ブレーキシステムでは、パワーの観点からみた時に、ブレーキのパフォーマンスはそのままに、「制動力の配分」をコントロールすることが可能です。
- 20mm ブレーキシステムの「即応性」が向上します。ストリート用に適しています。
- 18mm ブレーキシステムの「コントロール性」が向上します。サーキット用に適しています。

