Charles のセットアップ メモ

久しぶりに iOS アプリ開発で Charles を使用したら,セットアップ方法に手間取ったので,メモしておきます.
iOS 10.3 から証明書を信頼する必要があるとのことですが,この手順をきれいさっぱり忘れていて,手間取ったので,メモしておきます.
実機で通信をモニタリングしようとしてうまくいかない方はこの点を確認されることをお勧めします.

▼ Charles でやったこと
・アプリの API リクエスト,レスポンスを確認した
・特定の API リクエストを失敗させて,適切なエラーハンドリングがされていることを確認した(Rewrite 機能)

▼ 設定手順
1. MacにCharlesをインストール
ダウンロードページ
https://www.charlesproxy.com/download/

2. CharlesのSLL Proxyを設定する
Proxy -> SSL Proxy Setting…
Host, Port (443)を設定する

3. MacのIPアドレスを確認する
iPhone に設定するため Charles の Help -> Local IP Address で MacのIPアドレスを確認する
(クラスAの方を適用する?)

4. 実機にSSL証明書をインストール
iPhone に SSL証明書をインストールするため,以下のURLにアクセスする
http://www.charlesproxy.com/getssl

5. 実機のHTTPプロキシを設定
設定 -> Wi-Fi (接続中 Wi-Fi の iマークをタップ) -> (画面最下段の)HTTP プロキシを構成
[手動]を選択し,IPアドレスとポート番号(8888)を入力する

6. 実機で証明書を信頼する
iOS 10.3から証明書の設定項目が追加されている
設定 -> 一般 -> 情報の最下部にある証明書信頼設定で,証明書を信頼する
Charles Proxy CA

ここまで設定すれば,MacのCharlesでiPhoneの通信がモニタリングできるはずです.
(iPhoneでVPNを使用している場合,VPNをオフ)

参考:
最速で作るCharlesのMac環境設定
【開発支援ツール】Charlesの使い方【神ツール】