リアにDIABLO SUPERCORSA SC – V4を履いてみた

先日、今年初のサーキット走行に行ってきた。

今回はシーズンオフの間に、前後タイヤ交換、オイル交換、ドライブ スプロケットを1丁落としたので、メンテナンスの変化がどのように感じられるか?数日前から楽しみにしていた。

実際に走行した感想だが、新品タイヤの変化は初級者でも感じられ、単純に安心感が増えて嬉しかった。

ドライブ スプロケットの変更は、久しぶりの走行時には毎度のことだが、ライダーが体を慣らすことが最優先される状態だったので、よくわからなかった。
一度、慣れたら、メーター周りを撮影して、以前との違いを確認したい。

スプロケ変更の結果、フロントが浮く傾向がより強くならないか?心配していたが、あまりその傾向は感じられなかったので、いったんは、安心できた。
80Kg程度のライダーがR1000を袖ケ浦FRWで走らせると、フロントが少し浮く箇所が数カ所あるので、初級者には少し怖い。

昨シーズン通して調整した結果、現在ではフロント、リアともにサスペンションは、MAXまで堅くなってしまった。
フロントはストロークセンサーを確認すると、ストレートエンドでフルボトムしている。
こんなもんなんだろうか?

今回リアのみ V4 にしたのだが、諸経費込みで ¥51,000ー程度だった
ショップの話ではピレリ タイヤは2024年春にまた値上げになるらしい。
1シーズンで消費するタイヤは、フロント1本、リア2本程度なのだが、年間の走行費用を考えると怖くなるので、考えないようにしている。
50歳を過ぎて心配事を増やしている場合ではない。

フロントにV3 SC2を履いているのだが、タイヤ管理なんかしなくても全然減らないので、次回はSC1を試してみようかと考えている。
積極的にタイヤを使えないユーザーでもグリップの恩恵が得られるのであれば、是非試してみたい。

ピレリ ディアブロ スーパーコルサ SP V2に履き替えた件

先日 MT-09 のタイヤを「ピレリ ディアブロ ロッソコルサ」から,「ピレリ ディアブロ スーパーコルサ SP V2」に履き替えたので簡単なレビューを残しておきたいと思います.

購入目的は主にサーキット走行でのグリップ向上です.
ロッソコルサでも問題なかったのですが,よりハイグリップ タイヤを選択することで乗り心地が変わるのか?
価格と性能のバランスを知りたかったというのが理由です.

▼ 価格について

前後交換,工賃込みで ¥55,000- ほどでした.
ロッソコルサが,¥41,000- ほどだったので ¥14,000- ほど高いことになります.
また,ライフについてはスーパーコルサの方が短いだろうと言うことも考慮しておく必要があります.

▼ 公道での走行について

奥多摩へツーリングで数回行きましたが,特にロッソコルサとの違いは感じませんでした.
法定速度での公道走行においても違いが分かるというレビューもたまに見聞きしますが,偏摩耗していたタイヤがフレッシュタイヤになることによる違いではないかな?と思います.
劣っていると感じる点もないし,優れていると感じる点も特になかったというのが個人的な感想です.
ロッソコルサ自体がとてもよいタイヤなのだということだと思います.

▼ サーキットでの走行について

空気圧,サスペンション調整を行って走行したところタイヤからのインフォメーションが変わっていることは感じることができました.メーカ指定の公道走行時の空気圧では感じなかった,乗り心地の変化というのを感じたと思います.
結果,ラップタイムを少し短縮することができました.
これについてはタイヤの性能を引き出したと言うよりは,「乗り手の安心感が増したため」というのが一番の要因だと思います.
もともと私にはロッソコルサでも十分なグリップ性能があったので,よりハイグリップなタイヤに変更することで,心理的余裕ができ,以前はあまり積極的な操作ができなかった部分でいろいろトライすることができ,とても楽しく走行することができました.

一度バンクさせて安定した車体をさらにバンクさせたり,高速コーナーでの走行時に心の余裕ができました.(笑)

▼ 最後に

以下の条件で30分サーキット走行したあとのタイヤ表面の状態です.
タイヤのエッジ部分にロゴがあります.

こちらは1時間使用したリヤの表面です.

私はあまり所有欲というものがあまりありません.必要以上の性能を所有することにあまり魅力を感じないのですが,消耗品などはあまりケチらずに交換して,安全に寄与する部分についてはある程度費用をかけたいと考えています.
タイヤは安全に走行する上でとても大切な部品ですし,ある程度のライフがあるのであれば,次回もスーパーコルサ SP V2を使用したいと思います.

では!