Sass 始める時に参考にしたこと

▼ 設計手法について

設計手法については幾つかあるらしいですが,なんとなく主流は BEM と呼ばれるものらしい.

BEM

3つの要素を元に名前を設定する.
Block, Element, Modifier

Block__Element–Modifier
Block–Modifier

▼ Sass の表記

div タグの class 属性などは以下のように記述する.

class セレクタの始まりを「.」にする
id セレクタの始まりを「#」にする

▼ Sass 主な機能

& 親参照

以下の html と main.scss をビルドすると添付のような文字色で表示される.

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<!DOCTYPE html>
<html lang="en">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="ie=edge">
  <link rel="stylesheet" href="./dist/css/main.css">
  <title>Document</title>
</head>
<body>
  <p>赤い文字</p>
  <p class="green">緑文字</p>
  <p><span class="blue">青い文字</span></p>
</body>
</html>
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/* main.scss */
p {
  color: red;
  &.green {
    color: green;
  }
  .blue {
    color: blue;
  }

▼ mixin

@mixin で定義して,@include で適用する.

▼ インターポレーション(#{})

変数の参照

参考:
今更ながらBEMについてと、それに対応するSassについてまとめてみる
BEMをSassで快適に書く方法

▼ sass と scss の違いは?

記法のことを指していることが多く,scss 記法が CSS に近いルールで記述できる.
主流はこちらになっている.

Sass ビルド環境構築のメモ

osx で Sass のビルド環境を作る際のメモ.

1. Node.js のインストール
2. 作業用フォルダの作成 (package.jsonなど)
3. Gulp のインストール
4. Sass 環境に必要なパッケージをインストール
5. gulp でビルドする
$ sudo npm install gulp -g  // gulp インストール
$ sudo npm install          // Sass 環境に必要なパッケージをインストール

補足:
Atom に EditorConfig プラグインを適用するとチームでコードスタイルを統一することができる.

セットアップ時に以下のエラーが出力されてビルド出来なかったので,以下のコマンドで対処した.
permission denied, mkdir /node_modules/node-sass/build’

$ npm config set user 0
$ npm config set unsafe-perm true

参考: Ubuntuにnode-sassを入れようとしたらつまづいた話
参考: 『現場のプロが本気で教える HTML/CSSデザイン講義』のサンプルデータ
参考: 「Web制作者のためのSassの教科書 改訂2版 Webデザインの現場で必須のCSSプリプロセッサ」の公式サポートサイト